『別れ』
小学校の時。
自分の担任でもなんでもない先生が辞める時、
いつもなぜか泣いていた。
先生って今こんな気持ちなのかな?なんて勝手に考えたら
涙がでていた。
学生の時。
留学した時に、毎日があまりにも楽しくて幸せすぎてこんな
状態がなくなるはずがないと思いながら過ごしてたある日、
自国に戻る、他の街へ移る、遠いお空の上にいってしまう・・・
全部受け入れたくなくて、認めたくて、
『別れ』=寂しい、悪魔、大事なモノを失う
それ以来、自分の元から去っていかれるのがイヤで、
自分から先に去る側にたとうなんて考えたこともあった。
社会人。
現実、そんなもんだ。いつか誰だってとか、
とにかく冷めた、感情をもたないように現実逃避していた。
そんなある日、祖母とのお別れ。
こんなことがあるなんて、あり得ない!!ただただひたすら悲しんだ。
ところがある日、『別れ』がマイナスなことだけじゃない。いや、むしろ
それにはいろんな意味があって、自分の人生を豊かにしてくれるひとつじゃ
ないかと思える時がきた。
『別れる』ことによって、気づかなかったことに気づかせてくれたり、
また新たな『出会い』が生まれたり。
『別れ』てもどこかでつながっている。信じて、相手を想っていたら。
そう思うと強くもなれるし、不思議な力がわいてくる。
今日は3月31日。
そんなことをふと綴っておきたくなった。
marico